苔テラリウム・講座

カウンセラー養成講座

1.真我カウンセリングの特徴
(1).相談者(クライアント)に感情移入を自制する強い精神力は必要としない
(2).クライアントは、そもそも問題はない
  (ただ、その人の認識である)、
  何一つ欠けていない満月(太陽)である前提である
(3).クライアントは、愛にあふれ自ら答えを出す
(4).クライアントを力づけることができるので生きがいを感じ、
  カウンセラー自身もより心の安定に繋がる

2. 相手はあなたの鏡です、あなたは相手の鏡です。

自然治癒力を高めるために必要な要素の約90%は心を安定させることです。また、コミュニケーションの約8割は自分とのコミュニケーションだといわれています。ですので、それが上手くいっていないと他人とのコミュニケーションも効果的に働きません。
セルフマネジメント、セルフコーチと言って、まず、自分自身にとって自らが最良のコーチ、カウンセラーになることが大切です。それがカウンセリングを学ぶ第一義です。

ところで、どんな問題でも相談者は前提として私のことをわかって欲しいという願いがあります。
ですので、クライアントにゴミ(=業、カルマ)を出してもらいます。

クライアントにとってゴミは手放したくない宝物です。
「理不尽に親父によく拳骨でぶん殴られた、愛されていないのではないか、憎んでいる。」
「それは辛かったですね。」「苦しいですよね。」
クライアントの言葉と心を忠実にオウム返しする、トレースすることによって相手は胸襟を開くきっかけになります。

そこで、「でも、ちょっと想像してみてください。お父さんとお母さんがいたから今のこのご自分という存在があるのですよね。」「憎まれるのを覚悟でお父さんはあなたを殴ったのかも知れません。」
「すごく真剣にお父さんに向き合っているように思えます。」と呼び水を向けることで、「そう言えば…」と、クライアントがチラッとお父さんを愛そのもの、完全完璧な存在として垣間見ることができるようになればしめたものです。

また、クライアントは何も足したり、直したりするところはないという前提でセッションをします。ゴミを取り除いた先に黄金(=真我、本当の自分、愛そのもの)があることを見えるようにしてあげるのです。そうすると、心の整理だけではなく、愛に溢れた言葉を使うようになり、言葉、心と一貫した行動を取るようになるのです。
相手はあなたの鏡です、あなたは相手の鏡です。ですので、クラアントを満月としてセッションをすると愛にあふれた言葉を使うようになります。それが伝播してカウンセラー自身も愛そのものになり感動を受け取ることができます。

一般にうつやがん患者自身がカウンセラーの資格を取得することはできません。しかしながら、うつやがんの経験者が同じような立場の人、ピア(peer)にサポートをすることで患者を力づけることができるので生きがいを感じ、より心の安定に繋がるのです。