なぜ、免疫力アップには自律神経のバランスが重要なのか

-疲労ストレス計MF100でストレスとうまくつき合うー

免疫には身体に生まれつき備わっている「自然免疫」と
抗体を作って戦う「獲得免疫」があります。

予防接種では体内に
「獲得免疫」を作ろうとしているわけです。

また、自律神経とは、内臓の活動や呼吸、
体温などをコントロールしている生命維持にかかせない神経です。

頑張っているとき、ストレスを感じた時は、
「交感神経」が優位になって、アドレナリンが放出されます。

自分にとっては、旧石器時代、人類がマンモスを見た時、
身体が硬直し戦闘態勢に入る原人のイメージです。

戦って怪我によって起きる
破傷風のような細菌感染や
寄生虫による感染を予防するために顆粒球
つまり血液中の好酸球や好中球を増やします。

一方、リラックスして「「副交感神経」が優位なときは、
白血球の一種リンパ球の比率が上昇します。

このリンパ球は抗体を作って※¹抗原を攻撃したり、
毒素を持つ細菌を処理したりし、
T細胞、B細胞、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)などに分類されます。

また、顆粒球が発生させる物質には
リンパ球働きを抑える性質があることがわかっています。

両方増えればいいのに不思議です。

顆粒球が増え過ぎると(リンパ球の働きを抑え)
健康な細胞まで破壊し、がんや糖尿病、胃潰瘍などの病気を引き起こす恐れがあります。

リンパ球が増えすぎても
免疫が過剰に働きすぎてアレルギーや喘息などを引き起こします。

以上からわかるように
免疫力アップには顆粒球とリンパ球のバランスが重要なのです。


自然セラピーでは、疲労ストレス計MF100を使って
自律神経のバランスを測定しています。
 

※¹抗原とは、病原体の外側に存在するような分子または分子構造で、
抗原特異的な抗体またはB細胞抗原受容体と結合することができる部位を指す。

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