ドキュメンタリー映画『がんになる前に知っておくこと』

 

2019年12月7日(土)自主上映会のお知らせ
【時間】13:30~15:30
【場所】津山圏域雇用労働センター2階 第一ホール(南側)
【住所】津山市山下92-1(ハローワーク津山向い側)☎0868-24-3633
【入場料】¥1,000
【お振込み先】ゆうちょ銀行 記号10010 番号97720171
   他行より   銀行名:ゆうちょ銀行 店名:〇〇八(読みゼロゼロハチ)普通預金
   口座番号:9772017 店番:270 名義:トヨタ ヒロシ
主催】がん心のケアe-economy 代表 豊田 お問い合わせ080-5642-131

【自主上映会開催のご報告】
上映会にご参加いたただきありがとうございます。
また、開催にあたり皆様に多方面でご高配を賜りありがとうございました。

1.【総括】
この自主上映会は、国の支援を受け補助事業として実施いたしました。お客様の声にあるように、参加いただいた方は、がん治療の最前線、がん患者や家族への心のケアのあり方について認識を新たにしており、がんリテラシーを高める上で非常に効果的であったと思われます。予想以上に告知が集客に結びつかず、もっと多くの人に見ていただきたいというご意見もいただきました。やってみて、一般の映画館での上映と異なり、動員は対面での営業が重要であることがわかりました。実際、映画『がんと生きる言葉の処方箋』(2019年11月2日岡山シティミュージアム開催、主催者発表160名参加)では、ほぼ100%がスタッフによる対面販売です。また、もうひとつの目的、がん検診の促進には、上映会の後、医療関係者が登壇して説明、質疑応答するなどのセッションが必要であると思われます。

2.【具体的な取り組み内容】
「がん患者を支援する事業の認知度アップを目指した広告宣伝活動」として、岡山県美作県民局健康福祉部、津山市こども保健部健康増進課、朝日新聞岡山総局、山陽新聞社、がん診療提携拠点病院、岡山県立津山東高等学校看護科とがん患者会に自主上映会への参加促進の協力をお願いいたしました。その活動を通して、がん患者と家族の心のケアと就労の問題提起をし、それを解決する自社の取組みを対面営業で認知していただくことができました。また、自社ホームページに誘導することで事業内容及びサービスに興味を持っていただき、お客様がインターネットで申込みができるように進めてまいりました。

3.【事業成果の概要】
がん拠点病院とのイベントの共同開催が年内は困難ということで単独の開催となりました。結果、イベントの参加人数13名、売上7千円でした。また、ホームページへのアクセスはチラシを投入すると1日5PVでそれ以外は0~1でした。

しかしながら、定性的には下記のようなお客様の声をいただくことができた。
4.【お客様の声】
・緩和ケア認定看護師になりたいと考えていたので、がん患者さんの実際の声が聞けてよかったです。自分の祖父が癌で亡くなり、実習で持たせて頂いた患者さんから、※全人的痛みの苦痛を知り、寄りそうことの大切さ、家族のケアを大切にしていくことを学び、今日の映画からも今後の看護に生かせていきたいです。
※全人的苦痛(トータルペイン) 終末期における苦痛には、身体的苦痛、精神的苦痛、社会的苦痛、霊的苦痛(スピリチュアルペイン)の4つがあり、これらの苦痛を「全人的苦痛(トータルペイン)」といいます。

・心の準備がいくらかできました。大変勉強になりありがとうございました。
・がんに限らずどの病気に関しても不安や迷いはあると思いますが、自分の場合(自分なら)どうその病気と向き合うか考えることが大切だと思えました。ドラマ仕立ての映画かなあと思っていましたが、いろいろの立場の人の声が一度に聴け、脚色がない分、ストレートに入ってきました。

・すごく勉強になった。まだまだ自分の知らないことが沢山あった。

・癌患者さんはたくさんいるけれど一人ひとりの関り方が違うことがわかりました。

・がんと共存できる時代になったことを強く感じました。確かな知識を持ち、サポートする側としても活用していきたいです。

・家族や親族にがん治療中の者がいます。安心して治療が受けられるシステムがあることの情報が知れてうまく活用できたらと思いました。

・関心があり時々聞きにいきますが、多くは「○○がんについて」あるいは「治療法○○」などが多いように思います。今日は全く視点が違って「全く初歩の相談」が多いように思いました。

・がんに初めての人、再発の人を含めて「個別相談」のことについての話はあまりありません。たいへん参考になりました。ただ、現実には相談は「聞き手にとって何か参考になることはないか」というのが多数だと思います。