暖かくなるというので思い切って、
森林浴ツアー、自然セラピーの下見を兼ねて
岡山県津山市阿波の黒岩高原、落合渓谷へ出かけた。
落合渓流(写真)には、天然のヤマメ(アマゴ、サケ科)が棲んでいる。
今週降った雪が残っていて、風も冷たい。
渓谷の川の流れ(視覚)と音(聴覚)
走査線の人工的な音にそっくりだが、
全く似て非なるもの
滝の流れに感情も滞るところを知らず、
雑念がかき消されて、無心になる。
自ずから氣(エネルギー)が高まるのも然り
自然セラピーとは、
大自然に浴することで、
本来持っている生命(いのち)の力を蘇らせる
運動療法および心理療法です。
森林や植物、滝・渓谷、
海や熱帯魚などの最適な自然環境に浴することで
自己受容が高まり、生理的にリラックスし
抑うつ状態を和らげ、感染症を防止、
がんなどの腫瘍細胞を抑制するなど
免疫機能が改善するようプログラムされた療法で
予防医学的な効果がある。
白髪滝(しらがたき)
クアオルト健康ウォーキングを実施、
また、高齢者や病気を持った人にとって
旅行はストレス軽減やリフレッシュできるので天地効果が期待でき、
リハビリテーションにもなる。
なので、旅行自体を目的に設定し、
そのために理学療法士や看護師が
リハビリ計画を作り、訓練するケースもある。
回復の原動力になるというわけだ。
旅行を通じて、運動や食事、健康の回復や増進をはかる取組み
※²ヘルスツーリズムは早くから旅行代理店大手のJTBが研究をしていた。
将来的には最適な自然環境の中で、
インストラクターが本当の自分(=愛そのもの、真我)を
引き出すカウンセリングやワークを実施しようと試みる。
そうなると、心理療法という側面が強くなる。
いずれにしろ、
自然 セラピーの効果を最大限に引き出す要素は、
(1/fゆらぎ × フィトンチッド ×マインドフルネス(瞑想)×
マイナスイオン× 有酸素運動 ×ときめき)
×インストラクターの笑顔だと考えている。
本当の自分、愛そのものに触れることが
ときめき、大いなる歓びである。
※¹クアオルト(Kurort)とは、ドイツ語で、クア(Kur)「治療・療養、保養のための滞在」と オルト(Ort)「場所・地域」という単語が統合された言葉で、「療養地」という意味になります。
※²ヘルスツーリズムとは、
「健康・未病・病気の方、また老人・成人から子供まですべての人々に対し、科学的根拠に基づく健康増進(EBH:Evidence Based Health)を理念に、旅をきっかけに健康増進・維持・回復・疾病予防に寄与する」ものと定義しています。