テラリウムの苔を育てるのは、火星のテラフォーミングの実験と同じ。
この1ヶ月半準備してきた食とエコの体験キャンプに参加した。
写真/最初のプログラムはアマゴのつかみ取り
苔テラリウムワークショップは、
最後のプログラムで参加者は18人
『親御さんは、お子さんから助けてと言われない限り
手伝わないでください』といってスタートした。
写真:ホソバオキナゴケを裂けるチーズに見立てて説明
また、茅野市のkoke_to_hitoさんに習って
自分も一緒に制作しようと思ったのだけれど、
早々に親御さんから『ピンセット借りられませんか』と
自分用の道具もなくなってしまった。
まあ、そもそも、そんな余裕がなかったのだけれど
写真:参加者は4歳からでした
最後に、『作品を見てもらいたい人は、前に持ってきて』
とアナウンスしたら、全員が並んでくれた。
お母さんの服の裾を引っ張り自信なさげというか、
ちょっと気まずい感じで来る子もいた。
どうしても作品を人と比べてしまう。失敗したと思っているのだろうか。
苔テラリウムづくりはちょっと難しかったかも知れない。
終わってから、
一人一人の作品のいいところを言ってあげれば良かった。
美しくできているより、ガラスの中の苔を育てることの方が貴い。
今、将に人類が火星をテラフォーミングといって地球化しようとしているけれど
それは、火星を美しい地球にするためではなくて
植物が育ち、ゆくゆくは人間が生活できるようにするためです。
君たちは、これからその火星での実験を
この苔テラリウムのガラス容器の中でやっていってください。
もしもまた来年、苔テラリウムをやらせてもらえたら
そういってワークショップを締めくくろう。