10月11日、老人福祉センターで開催した苔テラリウムワークショップで
マインドフルネス効果を測る、「考えに飲み込まれる度合い」の点数が、
苔テラリウムを作る前と後でどう変化するか質問票に答えていただいた。
たぶん、世界で初めての試みだと思う。
明日が変わるトリセツショー 新・瞑想のやり方
~マインドフルネス~
ちなみに、番組では、新・瞑想、マインドフルネスの定義を
「雑念に気づき、目の前のことに意識を戻す」
としている。
もちろん、トリセツショーでやっていたように静寂な中ではなく
皆さん、気の知れた同士、お互いに話しながら作っていただいので、
会話が楽しかったというバイアスが働くかも知れない。
また、苔テラリウムだけでなく
何かを作る、何かに夢中になることには、マインドフルネス効果があり、
それらより苔テラリウムワークショップが勝っているかどうかはわからない。
ただし、苔の庭を眺めるだけで心が落ち着くことは、
経験的に知っているのでその効果は大きいのではなかと思われる。
実施前 27点
実施後 20点
点数が低くなるほど改善されたことになるのだが、
この方は、実施前27点だったのが20点に下がっている。
お一人でもその効果が現れれば、マインドフルネス効果ありと考えていたので
今回の実験は成功である。
一方で、実施前の結果、
設問1.自分の思考が苦悩の原因になる、
設問4.自分自身の考えと苦闘する、
設問6.自分の考えにかなり巻き込まれがちだ、が
いずれも、かなり当てはまる、5点と回答していることが気にかかる。