幸せな人生は、「よい人間関係」にあり

この本『THE GOOD LIFE』の冒頭に

幸せな人生に必要なものは、どこか別の場所にある
あるいは未来にあると思い込むようになる
いつも手が届かないものなんだ

とある。
そう私たちが考える幸せには、こうなったらという条件なり基準がある。
やがて、いくつかその条件がそろい近づいているはずだと思うのだが、
幸せは同じ距離くらい遠のいていることに気がつく。

ハーバード大学によると84年にわたる科学的研究、
「ハーバード成人発達研究」が解き明かした
健康で幸せな人生を送る鍵は、「よい人間関係」にあった。

幸せな人生とは、時間をかけて展開してゆくプロセスだ。
波乱、安らぎ、楽しさ、重荷、苦闘、達成、挫折、飛躍、
そして、恐ろしい転落がつきものだ。

やがて、幸せな人生も必ず死を迎えて終わる。
幸せな人生は楽な人生ではない。

完璧な人生などあろうはずがない
あったとしたら、ろくなものではない。

まさに困難や苦労こそが、豊かな人生、幸せな人生をもたらすからだ。

人生がもし、映画の脚本ではなく本当に映画『ファインディング・ジョー』でいうように
「英雄の法則」があって、「真の自分(自分らしさ)」と出会う冒険の旅であったとしたら、
必ず最後には、幸せになることになっている。

それは、「真の自分」と出会い、自分らしく生きること
抗わず、自然の流れに乗ることによって最終的に、幸せは、スタートした元の場所、故郷にあって、

いままで闘ってきた敵、龍は実は自分自身だったとわかり
幸せは、たった今ここ、足下にあることがわかるのである。

なぜなら「全ての力はあなたの中にある」のだから。
スティーブ・ジョブズが「最後の言葉」で言っている。

Life has no limited.
It is all in your heart and hands.

また、人生が「真の自分」と出会う冒険の旅だったとしたら
当然、冒険には、困難は待ち受けている。

そういう困難や困難を克服した歓喜を体験しながら、
最終的に、「真の自分」にたどり着き、
人間関係が幸せの根源であることがわかる。

そのように人生は、仕組まれている。

最初からシナリオは決まっているのだと考えると力が抜け、
より自分らしく自然の流れに乗ることが出来るかも知れない。

けれども、ジェットコースターに乗っているのと同じで
乗っている最中は、困難と格闘してupsetしているのだけれど、、

 

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